最近、「宮廷女官チャングムの誓い」が、わたしのなかでブームです。
以前、深夜の時間帯でやっていた時も、めったにドラマを続けてみないわたしのわりに結構みていました。それが、最近、またやっているのです。それを見ているうちに、あの時、面白いと感じていた気持ちを思い出してきて、再びはまっています。
今や珍しくもなくなってしまった、韓流ドラマですが、わたしは見る気になれません。そんなわたしですが、チャングムは別です。
小説でも、恋愛ものより、歴史小説やファンタジーを読むことが多いわたし。
主人公のチャングムが、宮廷内の権力争いに巻き込まれながらも、自分の志のため毅然と生きていく、その清清しさに、毎回惹きつけられています。
彼女が、母と父を殺され、そして後には師と慕う母の友人が無実の罪で名誉を剥奪された上に亡くなり、どれほどの絶望や憎しみを抱えているのか。それでも、彼女は、恨みのためではなく、自分の信じる正義や母とその友人から受け継いだ志のために、自身の誠実さで戦うのです。
そして物語の脇を固める人々のユニークさ、出される美味しそうな料理の数々、美しい衣装。目の保養になります。
もうすぐ、最終回。楽しみにして、毎日、見ています。