リーディングセクションPart7が最後の問題になります。時間配分だけでなく、集中力が無くなるので、ほとんどの受験生にとってスコアレベルを左右することになります。これまでの解答時間を30秒から45秒に設定していたので、ある程度の余裕を持って次のPart7に臨むことができるでしょう。
リーディングセクションPart7の場合は、長文読解形式から48問出題されます。これまでのTOEICテストと違うのは、ダブルパッセージ（Double Passage）形式で出題される点です。今までのTOEICテストにはなかったので難解な部分もあります。
解答は、4つの選択肢から選んで正解を選ぶ形式です。このダブルパッセージは、それぞれの文書ごとに設問があるので、問題数が多くなっています。英語の読解と、文法、ボキャブラリーだけでなく、速読が試される問題になっています。
特に、英文を速く読んで行く必要があります。速読だけでなく、文章の意味を端的に理解できれば、問題数が多くても、解答することができるでしょう。ダブルパッセージの設問は、60秒以内で済ませるようにしましょう。
さらに、シングルパッセージに関しては、45秒を目安にするといいでしょう。ビジネス文書やメール、広告文などから出題されることが多いので、練習問題や模擬テストをこなしておけば大丈夫でしょう。
TOEICテストのこのセクションは、設問をしっかり理解してから文書を読めば、内容から正解を引き出すことができるようになっています。難解な部分もありますが、コツを掴めば取り組みやすい問題でしょう。